女性利用者さんの中には、昔趣味として編み物をされていた方も多くいらっしゃいます。しかし、病気等で手に障がいが残ってしまうと諦めてしまいます。もう一度編み物を行って頂こうと、リリアン編みを活用して、段ボールと割り箸で手作りの編み機を作成しました。すると利用者さんが興味を示し、「以前も編み物をしていた、もう一度やってみたい」と、自ら手を挙げ取り組む様になりました。
初めはたどたどしかった手つきでしたが次第に慣れ、あっという間にマフラーが完成しそこには 満足した表情ともっと違う大きな物を作りたいと現在挑戦中です。
ちょっとした工夫で昔行っていたことが出来る様になり、残存機能を活かすことで
生活の幅が広がります。今後も利用者さんの個性が生かせるようにちょっとした工夫で出来る事を提供していきたいと思います。